株式市場 stock market 2005 12 12

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結果オーライでいいのか 2005 12 13
 日経平均株価は、まるで誤発注ショックがなかったかのように、力強く上昇しました。
しかし、結果オーライで、いいのか。
 今回の騒動で、一般の人に、「株は危ない」という印象を与えなかったか、
あるいは、一般の人から、株式市場の「品質」を疑われるような結果になっていないか、
関係者は、大いに反省すべきです。
 反省して、教訓を得なければ、
将来、また、同じような過ちを繰返すでしょう。

素直に喜べない 2005 12 12
 日経平均株価は、まるで「誤発注ショック」がなかったかのように、
急速に値を戻し、今年最高値をつけています(前場)。
 先週、金曜日のSQ(特別清算指数)は、15046.09円と発表されていますから、
今日、前場の時点で、15733.26円まで上昇したことは、見事な回復ぶりと言えるでしょう。
 しかし、素直に喜べないものを感じます。
聞くところによると、先週、木曜日の「誤発注ショック」で、
日足チャートの形が悪くなってしまったので、売ってしまった人もいるのです。
 これは、株式投資の教科書から言えば、間違いではないと思います。
教科書的には、「売り」や「損切り」と判断しても、おかしくないでしょう。
 今回の急落は、バーゲンセールだからチャンスと判断した人もいたでしょうが、
これが、いつも正しいとは限らないのです。
 今年春(4月中旬)の急落の時は、
急落の後に、さらに第二弾の急落が起きたのです。
 こういう急落時は、経験や勘が、ものを言います。
ですから、経験や勘が豊富な人は、うまく行ったと思うでしょうが、
真面目な人は、今回の「波乱」で、どうなったか、心配です。
 まさかとは思いますが、
経験や勘が豊富な人が生き残って、真面目な人は、ふるい落されてしまったとしたら、
非常に不幸なことです。







































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